シーズン1、2、3。アメリカでの視聴率をグラフにしてみた!
単位はミリオン。4.65million=465万人。
テレビでの生放送が対象ね。
◎シーズン1
2008年9月2日のシリーズ・プレミア(
シーズン1の1話&2話)は、465万人が視聴。これ、2006年にローンチされたThe CWの新記録だそうです。
ところが翌週の
3話「ファミリー・ナイト」でガクッと下がり、
4話「バリア」で巻き返したものの、
5話「終わりを悟るとき」では一旦300万人を切ってしまった。それから3週間ほど300万人台が続き、
9話「秘密と嘘」では再び200万人台に。
そして、なんでーーー?って感じだけど、ジェイソン・プリーストリーが監督し、シルバーの演技が素晴らしかった
18話「壊れた心」の視聴者は196万人。翌週はトリ・スペリングの出演の影響もあってか(?)、
19話「おかえり ドナ!」で一時的に200万台に戻ったのも束の間、ラスト2話までは再び100万台が続いて、
23話「波乱のプロム」208万人、
24話「青春の光。愛情の影」ではオイオイっ!下がってしまうのかよ〜〜〜の200万台でフィニッシュ。done!
◎シーズン2
シーズン2プレミアでは、さすがにあんな終わり方をしたシーズン1ファイナルの続きってこともあってか、
1話「To New Beginnings!」が80万人増の280万人まで復活。そのあとはじわじわ下がったり上がったりの繰り返し。
シーズン2で痛かったのは、2009年12月から2010年3月まで放送ブランクがあったことか。
211万人だった
11話「And Away They Go」の翌週、
12話「Winter Wonderland」で193万人に下がったまま放送休止に。その3ヶ月後、
13話「Rats and Heroes」で168万人に…。90210の放送がなかった期間に見られていた裏場組「American Idol」と「Dancing With The Stars」に復活後も流れてしまったっぽい。そのままずっと、100万台の中で上がったり下がったり。
◎シーズン3
シーズン3は現在までに4話ほど放送されているけれど、平均すると197万人が見ている
。2話「Age of Inheritance」がひょこっと200万台に戻っているのは、この回にゲスト出演したアノ人によるもの・・・?
◎番組をみる方法はたくさんある
でも、このご時世、テレビで生放送を見るという人は少ない(そうだ)。90210も録画視聴は多いらしい。キャストが「番組見てね」とツイートしたり、The CWが
「番組見ながらチャットする仕組み」を活用するのもうなづける。
アメリカでは放送後に自局のウェブサイトで動画配信(無料)、再放送、コンテンツ配信(無料)、オンラインレンタル(有料)、DVD販売などもやっているから、最近では生放送の視聴率だけでなく、放送から7日以内に録画視聴したレーティングを調査したり、ネットで見た分もカウントする試みも。
「90210」を放送しているThe CWも期間限定で自局サイトで無料配信している。広告や権利関係でアメリカ国外からのアクセスはブロックしてるから見ることはできないようになってるけど、こちらを見たりYouTubeで海賊版を見ている…という人も多いはず。
◎ビバヒルの視聴率はどうだったか?
じゃぁ、オリジナルの「Beverly Hills, 90210」の視聴率はどうだったか?が気になるところ。インターネットも今ほど普及してないし、いまと違ってテレビ世代がちょうどドラマの登場人物と同年代だったり、やや上だったりして。いまの「90210」とは環境も違うから比較は難しいけど、それにしても桁が違い過ぎ(^-^;;;
シーズンごとの平均値
シーズン1:1,420万人
シーズン2:1,760万人
シーズン3:1,860万人
シーズン4:21.10万人
シーズン5:1,470万人
シーズン6:1,450万人
シーズン7:1,320万人
シーズン8:1,140万人
シーズン9: 970万人
シーズン10: 833万人
シーズン9からガクーっと下がっちゃってるのね。当時のインタビュー映像を先日発掘して見たところでは、シーズン10の放送は決まったものの、「これが最後だとみんな感じてた。キリもいいし節目の年になるだろう」と。
◎レベッカ・シンクレアがキーパーソン
日本で放送された「新ビバリーヒルズ青春白書」シーズン1。視聴率の落ち込みで制作サイドはあれを試してみたり、これを試してみたり、いろいろな取り組みをしているとネットで読んだり話に聞いたり。
で、制作者インタビューを読んでいると必ず登場する、「レベッカ・シンクレア」という制作総指揮者で最高責任者の女性がキーパーソンなんです。この人のおかげで、まぁーいろいろあります(笑)シーズン1でリアムが投入されたり、一旦は消えたトリ・スペリング(ドナ役)の出演が復活したり、シャナン・ドハーティ(ブレンダ役)が追加出演することになったり。そして、シーズンファイナルの飛んでもないアノ展開は、彼女の脚本です(笑)
レベッカ・シンクレアはシーズン1の頃からライターとして関わっていたのだけど、途中から昇進して、シーズン2・3継続して契約した!と話題になっていました。
彼女が昇進する前後のストーリーを見比べてみると面白いかも。確かに面白くなってきたのも、その頃な気がするし、バンバン展開してってた。シーズン2でも劇的なチャレンジしてる(汗)
おいおい、どんなチャレンジを実行してきたか、いるか、書こうと思います(^-^)